東日本で起こった巨大地震で犠牲となった皆様には、心よりご冥福をお祈りいたします。


自分自身も初めての体験。
テレビでしか見たことのない、光景が目の前で起こりました。
職場の本棚からは本が飛び出し、コピー機が扉を開けて移動し、コーヒーサーバーが飛び散り、ロッカーの上の物が落下し…。
最初は、いつもの地震かと思い同僚と話していたが、途中からは机の下にもぐりこみました。


横浜の現地の状況を把握すべく、夕方には八丁堀を飛び出しましたが、わずかにタイミングが遅れたか。
電車は止まっており、路上ではすでにタクシーは拾えず。
仕方がなく東京駅へ移動するが、そこでもすでに行列が。
それなりに前に並べたので、数時間待てば乗れると思ったが…甘かった。
5時間以上並んだものの、ほとんどタクシーは帰って来ず、10時過ぎにあきらめました。


浅草線が動き出したという情報をもとに、とりあえず少しでも横浜に近づくべく乗り込みました。
中延という行ったことのない駅で降り、大井町線が動き出すのを待とう…と思ったら、ちょうど動き出した模様。
そのまま自由が丘まで行ってみたところ、東横線も動き出し、一気に日吉までたどり着きました。
日吉にはかあちゃんに迎えに来てもらったので、1時過ぎには自宅へ。
そのまま車に乗って職場に立ち寄り、3時に帰宅。


翌朝は6時半に家を出て、昼まで現地のお手伝いをしました。
幸い、家も職場も大きな被害もなくすみました。


今回の事故で感じたこと。
電話が通じず、家族の無事を確認するも大変だった。
八丁堀からどうやって帰宅するか、歩いて帰ろうにも地図が頭に入っていなかったので動けず。
歩くには遠すぎか。


電話でかあちゃんに連絡がつき、家族や親せきも無事であることを確認した時は、本当にホッとしました。
しかし、一度連絡がついた茨城の実家とは、その後一度も電話が通じず。
今朝、心配になってかあちゃんとKanaと車で出かけました。
しかし、常磐自動車道は不通で国道6号は混み混み。
このままでは今日中に戻って来れない可能性もあると判断し、Kanaとおやじは柏の手前でUターン。
かあちゃんだけ、そこから電車とバスとタクシーを乗り継ぎ実家へ向かいました。


実家に着いたかあちゃん(と教え子のイサオさん)からのメールを合わせると、茨城も電話はもちろん、電気と水道も止まっているとのこと。
ガソリンスタンドは長者の列。
一人20リットルの購入制限も出ている模様。
6号国道も渋滞。


生活に不自由が出ているようなので、只今3人で横浜に向かっています。
数日、横浜で過ごしていただければ、ライフラインや電車も回復するでしょう。


とにかく、予想よりはるかに大きな被害が出ています。
すべての方が早急に見つかることを心よりお祈りいたします。